パンを美味しくさせるものは、「乳酸菌」と「酵素」です。
これらが、小麦粉を「アミノ酸」と「ブドウ糖」に変えてくれるので、私たちはパンを美味しいと感じます。
ヨーロッパの伝統的なパン作りでは、「乳酸菌」の宝庫である「パン種」をつかいます。時間をかけて、乳酸菌・酵母・酵素が増えながら、小麦粉に代謝をかけながら、美味しくなります。
このパン種の研究から生まれたのが、沙羅とNSPです。
沙羅:おおちけいこパン教室のラボで培養したオリジナル乳酸菌群です。フリーズドライにしてあり、一袋2gはいっています。一袋で1キログラムまでの小麦粉に対応しています。冷凍保存しますが、30年以上保存可能です。
NSP: ライ麦粉が美味しいので乳酸菌群を一部混ぜて作ったもの。これを加えるとより速く、美味しいパンができます。
加えて、酵母 の膨らむ力も、美味しい食感を作ります。
イースト菌: フェルミパン製を使用。膨張剤としての役割があります。グルテンを上手に作ったらそれをうまくのばしてあげるのがイーストの役割。イースト菌そのものはパンの味にはかかわっていません。