「甘い物は脳に悪い」から思うこと

すぐに効果がでる食の新常識

疲れたら甘いものをと口にする人が多いのですが、この笠井奈津子さんの本を読むと大きな間違いであることがわかります。そればかりか、現代人の栄養への理解と知識が浅く、それゆえ多くの問題があることを指摘してます。

 

さて、この「甘いもの」がなぜいけないのか?

引用すると

「甘いものを食べることにより、体内では急激に血糖値が上がります。それで一時的に疲れがとれたような気分になり、頭もすっきりとしたと勘違いしてしまうのです。急に血糖値が上がると身体にとって負担になるので、血糖値を抑えるために膵臓が大量のインスリンを分泌します。膵臓としては、急に血糖値が上がったので、『早く下げなくては!』というプレッシャーのもと、通常よりも多くのインスリンを分泌します。したがって、血糖値は急激に下がることになります。この結果、甘いものを食べる前よりも、血糖値が下がってしまい、集中力が続かなくなるばかりか、よけいに疲れを感じ、けだるくなってしまうのです」

 

では、どうしたらいいか。

その答えは、タンパク質を含んだ食品です。

笠井さんは、仕事でつかれたとき、コンビニに行って甘いものを買うより、

「ゆで卵・冷奴セット・干した魚介類のおつまみ・えだまめ」などのほうが、気分転換のあと仕事もはかどるとかいています。

さらに、ここに野菜がプラスされれば、最強です。

 

栄養で自分の体をコントロールできるのなら、これを学び取り入れることが大切ですね。